2025年1月10日、待ちに待った「iFreeETF FANG+(証券コード:316A)」が販売歌詞になりましたね。
今日は、特設サイトなどをチェックして、私のポートフォリオに組み入れるかどうかを検討したので、そちらの内容をご紹介します。
FANG+指数とは?
FANG+指数は、米国を代表する企業10銘柄で構成される株価指数です。
具体的には、エヌビディア、ブロードコム、メタ・プラットフォームズ、アップル、クラウドストライク、アルファベット、ネットフリックス、サービスナウ、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトといった、さまざまな業種にわたる成長企業が含まれています。
これらの企業は情報技術、コミュニケーション・サービス、一般消費財・サービスなど、多岐にわたるセクターでその影響力を発揮しています。
これらの企業の中核的な役割を担っているのが、SNS利用者ランキングの上位を占めるプラットフォームとクラウドサービスです。
Meta Platformsの提供するFacebook、Instagram、WhatsApp、YouTube(Google傘下)などは、世界中の人々に利用される主要なSNSとして社会の基盤を形成しています。
一方、AWS(Amazon Web Services)、Azure(Microsoft)、Google Cloud(Alphabet)などのクラウドプラットフォームは、あらゆる産業でのデジタルトランスフォーメーションを支え、企業のイノベーションを加速させる要因となっています。
さらに、FANG+指数を構成する企業群の強さを際立たせるのは、圧倒的な市場シェアだけではありません。
これらの企業は、新規事業への積極的な投資を通じて新たな市場を切り拓いています。
例えば、米国全体の研究開発費は90.7兆円にも達し、そのうちビッグテック6社(Meta Platforms、Apple、Amazon、Netflix、Microsoft、Alphabet)だけで29.4兆円を占めています。
この規模は日本全体の研究開発費(20.7兆円)をはるかに上回り、これが技術革新や市場の独占的地位を築く原動力となっています。※2022年12月末円換算
iFreeETF FANG+の魅力
iFreeETF FANG+は、このFANG+指数に連動する投資成果を目指したETF(上場投資信託)です。このETFの主な魅力を以下の観点から説明します。
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高成長性: FANG+指数は過去10年間で約15倍の成長を遂げており、テクノロジー分野を中心に急速な進化を見せています。このETFはその成長の果実を効率的に取り込むことができます。
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分散効果: 情報技術、コミュニケーション・サービス、一般消費財など、多様なセクターにわたる銘柄を含むため、リスク分散の効果を期待できます。
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簡便性: 個別銘柄を選ぶ手間を省きつつ、高い成長性を持つ主要企業に投資可能です。
例えば、エヌビディアはAI関連技術で世界をリードし、アルファベットやAmazonはクラウドやEコマース分野で圧倒的なシェアを誇ります。
これらの企業はそれぞれの分野で技術革新を推進し、テクノロジー業界全体の成長を牽引しています。
ポートフォリオへの組み入れ方
iFreeETF FANG+をポートフォリオに組み入れる際には、以下のような戦略を検討して組み入れようと考えています。
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投資割合を決定する: 投資家のリスク許容度や目標に応じて、全体のポートフォリオにおけるこのETFの割合を5%から30%程度に設定します。特に高成長を狙う場合、割合を増やすことも選択肢です。
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積立投資を活用: 毎月一定額を投資するドルコスト平均法を採用することで、市場の短期的な変動を平準化できます。
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為替リスクに備える: 米ドル建て資産であるため、為替変動の影響を考慮する必要があります。為替ヘッジ型ETFや他の通貨資産を併用することでリスクを軽減できます。
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他セクターとバランスを取る: 情報技術やコミュニケーション・サービスが中心となるため、ヘルスケアや金融など異なるセクターの資産を組み合わせて分散効果を高めます。
FANG+ ETFが向いている投資家
iFreeETF FANG+は、以下のような特徴を持つ投資家に適しています。
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手軽に分散投資をしたい方: 個別株の分析や選定が難しい方でも、主要企業群に簡単にアクセスできます。
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長期的視点を持つ投資家: 短期的な価格変動に左右されず、長期的な資産形成を目指す方に最適です。
一方で、セクター集中やボラティリティの高さに不安を感じる場合は、他のETFや資産と併用してリスクを分散することをお勧めします。
投資を成功させるための注意点
このETFに投資する際には、以下のリスクを認識し、適切に対処することが重要です。
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セクター集中リスク: 情報技術およびコミュニケーション・サービスへの集中投資であるため、これらのセクターが調整局面に入った場合に大きな影響を受ける可能性があります。
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ボラティリティの高さ: 高成長銘柄が多く、価格変動が大きくなる傾向があります。
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為替リスク: 米国市場への投資であるため、円建て投資家にとって為替変動がリターンに影響を与える可能性があります。
リスク管理のためには、分散投資や定期的なポートフォリオのリバランスが有効です。また、市場動向や経済環境を定期的に確認し、柔軟に対応する姿勢が求められます。
結論
「iFreeETF FANG+」は、SNSプラットフォームやクラウドサービスを提供する世界有数の企業によって構成されるETFであり、テクノロジー分野の未来をリードする企業群に投資するための強力な手段です。
これらの企業は、世界市場で圧倒的なシェアを誇るだけでなく、莫大な研究開発費を背景に新たな市場を切り開いています。
FANG+の成長は、その事業基盤の強さとイノベーションの推進力に裏打ちされています。
高い成長性を期待する投資家にとって、このETFはポートフォリオの重要な一角を担う可能性があります。
このFANG+の組み入れ銘柄の企業がこれからも世界をリードしていく企業群だろうと考えてポートフォリオに組み入れることにしました。
一方で、特定セクターへの集中や為替リスクを適切に管理することが求められます。
こうしたテクノロジーに期待されているなら長期的な視点で投資を続けることで、大きなリターンを得るチャンスを提供するETFと言えるのではないでしょうか。