
1. はじめに
1-1. トランプ関税ショック──その時、私は買えなかった
4月のトランプ関税ショックで、一応この投資信託もチェックしていたんです。 基準価額が8,000円台と、今よりもだいぶ割安な時期でした。 でも、そのときはアライアンス・バーンスタインDコースとインベスコの世界のベストの追加投資を優先していて、 このファンドにまで手が回らなかったのが正直なところです。
あのとき、このファンドはまだ実力が未知数で、 分配金も出なければ、手数料も高め。 「これは人気が出る前に終わるな」とさえ思っていた。 資金的にも余裕がなかったし、優先順位は別にあったから。
1-2. そして今、ポートフォリオに組み入れた理由
でも、今は少し状況が違います。 新たに余裕資金ができて、あらためて「今、試すならこのタイミングかもしれない」と感じたんです。 それで──ようやく買ってみることにしました。
2. なぜ、このファンドを選んだのか?
2-1. 候補は他にもあった。なぜ「AIナスダック」だったのか
資金に少し余裕ができたとき、選択肢は複数ありました。
・分配金が期待できる「世界のベスト」や「AB米国グロース」 ・ETFベースで手数料が安く、レバレッジの効いたレバラップ
でも、それでも私は、 「AIがNASDAQ銘柄を選定し、月次で組み替えるアクティブファンド」 というこの商品を、今の自分のポートフォリオにあえて組み入れることを選びました。
2-2. 決め手は“AIが選ぶ個別銘柄”と月次レポートの中身
決め手は、月次レポートの組入銘柄でした。
そこには、AppleやNVIDIA、Meta、Teslaなど、 個人ではタイミングよく揃えるのが難しい個別銘柄が並んでいたんです。 しかも、それをAIがリスクとリターンを分析しながら入れ替えてくれる。
「これは、自分でやるより合理的かもしれない」
そう思って、購入を決断しました。
3. こんな人には“かなりアリ”な理由
3-1. 個別株のスクリーニングが難しい
米国株に興味があるけれど、 「どれを買えばいいのか分からない」 「調べる時間が取れない」 「夜中にリアルタイムでトレードするのは厳しい」 ──そんな方にとって、このファンドは“選ばずに選ばれた株に乗る”という、 新しい選択肢になるかもしれません。
3-2. 米国市場は夜中に動く
米国株、特にNASDAQ系のグロース株に興味はある。 でも、問題は2つ。
1つ目は、情報収集と選定の難しさ。 S&P500やNASDAQの上位銘柄の中から、 “今、伸びそうな銘柄”を選ぶって──簡単じゃない。 ましてや、自分で複数の企業の決算資料を読んで比較したり、 チャートを分析したりするのは、相当な労力が必要です。
2つ目は、取引時間の壁。 米国市場は夜中に動く。 つまり、日本の会社員がリアルタイムでトレードするには、 睡眠時間を削るしかない。 これが積み重なると、生活に支障が出てしまう。
3-3. 分散だけでなく「選別された集中」が魅力
だったら、“AIに任せる”という選択肢が出てきた。 このファンドは、 財務データ・テクニカル指標・モメンタムなど、 複数の定量データをもとにAIがスコアリングを行い、 リスクとリターンのバランスを見ながら、 毎月自動で銘柄を組み替えてくれる。
月次レポートを見て驚いたのは、 自分ではなかなか買いづらい銘柄がしっかり組み込まれていたこと。 しかも、ただ分散されているだけでなく、 その時々の“伸びそうなテーマ”に寄せた選別と集中がされている印象だった。
4. 投資に「AIの目線」を加えてみる
4-1. ロボアドでもETFでもない“観察型投資”の価値
このファンドは、ただの投資商品ではなく、 私にとって「学びの実験室」なんです。
AIと競うのではなく、AIの目線を借りて、 「今、世界のどこに注目が集まっているのか?」を知る。
株価の上げ下げだけじゃない。 AIがどう判断し、どう動くのかを観察することで、 自分の“投資眼”も磨かれていく──そんな気がしています。
資産を増やすという目的ももちろんあります。 でもそれ以上に、私は今、 “投資という行為を通じて、視野と判断力を育てている” そんな感覚で、このファンドと向き合っています。
4-2. 少額でも持てば“視点”が育つ
“持たないと、チェックしなくなる”。 これは投資家あるあるです。 ウォッチリストに入れていても、 実際に資金を入れていなければ、 値動きなんて本気で追いません。
でも、一口でも買えば──話は変わる。 その銘柄は、毎日の資産変動で自分に語りかけてくる。 「どう? オレ、今日ちょっと上がったよ」って(笑) だから私は、“少額でも買ってから考える”というスタイルを大事にしています。
実際に持ってみると、その商品の“クセ”や“強み・弱み”が見えてくる。 月次レポートを見る習慣もつくし、下落時の自分の反応も試せる。 何より、他のファンドと比べる“目”が育つんです。
だから私は、「買ってから学ぶ」を信じているんです。
5. おわりに:最初の一歩は「1万口から」
5-1. 実際に買ってみてわかること
もしあなたが、 「米国株に興味はあるけど、何を買えばいいかわからない」 「情報も多すぎて、自分で判断するのが怖い」 「仕事や家事に追われて、リアルタイムで相場を見ていられない」 そんな想いを抱えているなら──
このAIファンドは、きっとあなたの“味方”になります。
自分で選ばなくても、AIがNASDAQの中から“今注目すべき銘柄”を拾い上げ、 しかも毎月自動で見直してくれる。
これはただの「お任せ投資」ではなく、 “情報に埋もれず、自分の視点を育てるための選択肢”です。
「まずはちょっと試してみる」 その一歩が、あなたの中に“新しい投資の感覚”を芽生えさせてくれるはずです。
5-2. あなたにも、次の“発見”が待っている
「少し気になるけど、まだ迷っている」 そんな時こそ、あえて“少額で持ってみる”という選択が生きてきます。
このファンドは、1万口(約1万円以下)からでも購入できます。 1日、1週間、1ヶ月と── 実際に持ってみることで、月次レポートを読む目も変わり、 相場の動きに対する“感じ方”が変わってくるはずです。
経験は、行動した人にしか手に入りません。
まずは、ほんの一歩だけ。 あなたの投資スタイルに「AI視点」を加えてみてください。 そこから、新しい発見がきっと始まります。
