
SNSのインフルエンサーを見ていると、「オルカン一択」「S&P500が最適解」なんて意見がよく出てきます。
でも実際のところ、そう言いながら他のファンドも少しずつ買っていたりする──そんなポートフォリオ、見たことありませんか?
それって、たぶん“飽きてくる”からなんだと思います。
積立投資って、一度設定したら基本は放置。
証券口座を開いて残高を確認するくらいで、やってる実感があまりないんですよね。
私もそうでした。
オルカンもS&P500も積立してるけど、「これって本当に“投資”してるって言えるのかな?」
ふと、そんな疑問が湧いてきたんです。
しかも、“分散が大事”とは言うけれど、実際には分散しすぎると値上がり益を感じづらいし、集中しすぎると怖い。
そのバランスを自分でとるのって、思った以上に難しいんです。
だから私は、ROBOPROファンドという“任せる投資”にたどり着きました。
株・債券・不動産・金──これらをAIが判断して、市場の状況に応じて入れ替えてくれる。
しかも新NISAの成長投資枠でも買える。
何より気に入っているのは、「いま金を増やしたんだ」「不動産が伸びてるのか」など、毎月変化があるということ。
ただ積み立てるだけじゃなく、“考えないけど感じられる”投資として、私はこの商品を選んでいます。
1. 新NISAで迷わない:「何を買えばいいか分からない」からの脱却
1-1. 分散投資の重要性:株だけじゃ不安。分散投資の理想と現実
積立NISAでオルカンやS&P500を買っている──
それだけでも十分やっている気になるし、安心感もある。
けれど、「本当にこれでいいのか?」と、どこか退屈さや不安を感じている自分がいたんです。
実際、株価が右肩上がりのときはいいけれど、
リーマンショックやコロナショックのような大暴落では、“分散してるはずのファンド”も一斉に下がる。
そのときに気づいたんです。
「分散してるつもりで、結局“株だけ”に集中していた」
インデックス投資の中身を深く見れば、オルカンもS&P500も、ほとんどが米国株と先進国株。
債券も不動産も金も入っていない。
これでは、ほんとうの意味での“分散”とは言えません。
分散とは、値動きの違う資産を組み合わせて、お互いのリスクを打ち消すこと。
株が下がっても、不動産や金が支えてくれる。
債券が冴えなくても、新興国株が伸びてくれる。
そんな“リズムの違う楽器”を組み合わせるような運用こそが、今の私にはしっくりきています。
1-2. 資産配分は“決める”から“任せる”時代へ
「株だけじゃ不安なら、金や債券やREITにも分散すればいい」
──そう考えるのは、ごく自然なことです。
実際、私もそう思っていました。
けれど、それを自分でやるのは想像以上に大変なんですよね。
例えば、月1万円の積立で4つの資産に分けようとしたら、
1つあたりはたった2,500円。
これで意味のあるリスク分散になるのか?と感じてしまいます。
さらに、資産ごとに価格が変動するから、数ヶ月後にはバランスが崩れている。
それを見直して、毎回リバランスなんて……
正直、仕事や家庭で忙しい中では無理ゲーです。
そんなときに出会ったのが「ROBOPROファンド」でした。
AIが市場環境を分析して、どの資産を、どれくらい持つべきかを“自動で判断・調整”してくれる。
しかも投資信託タイプなので、新NISAにも対応しています。
つまり、私は「何に、どれだけ投資すべきか」を決めなくていい。
この“任せる安心感”は、思っていた以上に大きなものでした。
✔️ 投資を“自分で全部やる時代”から、
✔️ “信頼できる仕組みに託す時代”へ。
リバランスのことを気にせず、変化を毎月観察するだけでいい──
このスタイルが、今の私にはちょうどいいと感じています。
2. ROBOPROファンドの基本:新NISA対応の“自動分散”型
2-1. 新NISAで始めるROBOPROファンド:ETFではなく「投資信託版」
「ROBOPRO」と聞くと、FOLIOが提供しているETF形式のロボアドバイザーを思い浮かべる方も多いかもしれません。
今回ご紹介するのは、そちらの“投資信託版”、「ROBOPROファンド」です。
このファンドは、ETFではなく投資信託として提供されているため、新NISAの成長投資枠の対象商品。
つまり、非課税での長期運用が可能なのです。
ETF版はNISA対象外であるため、利益が出ても課税対象になってしまいます。
一方、このファンドはNISAの枠でしっかり活用できるというのが、大きな違いであり、個人投資家にとっての“使いやすさ”を大きく高めています。
2-2. 定率バランスファンドと何が違う?
「バランスファンドなら他にもあるよね?」という声もあるでしょう。
たしかに、国内にはいくつもの定率型バランスファンドがあります。
「株50:債券50」などのように、あらかじめ決められた比率で機械的に運用するスタイルです。
でも、市場は常に動いています。
たとえば2025年6月時点で株式が過熱気味だったら、本来はその比率を下げて、安全資産に振り分けたいと思うはずです。
ROBOPROファンドの最大の特徴は、AIが経済・金融データを分析し、状況に応じて資産配分を“動的に”変えてくれること。
つまり、「割高な資産は減らし、割安な資産を増やす」という、投資の基本を自動でやってくれるんです。
たとえば今回(2025年6月)のリバランスでは、
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金や不動産の比率を増加
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米国株やハイイールド債券の比率を削減
──といった“濃淡をつけた”構成見直しが行われました。
これは、一定のルールに従うだけのファンドにはできない“柔軟性”です。
2-3. 株・債券・不動産・金──すべて1本で持てる仕組み
このファンド1本で、以下のような資産を保有できます:
しかもそれぞれの配分は、常に変化する相場に合わせて“AIが最適化”してくれる。
これが最大の魅力です。
普通の投資信託だと「保有銘柄は毎月チェックしないと分からない」ことも多いですが、ROBOPROファンドでは毎月のリバランス状況が公式サイトでしっかり公開されていて、透明性も高い。
📌 投資の主導権を握るのはAI。でも、“中身が見える”からこそ信頼できる。
3. 2025年6月リバランスの中身を解説
3-1. 金と不動産を増やし、米国株とハイイールド債を減らす理由
2025年6月11日に公表された6月リバランスでは、資産配分に大きな変化がありました。
ここから見えてくる大きなポイントは3つです。
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米国株とハイイールド債を大幅にカットし、
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不動産と金の比率をしっかり引き上げ、
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さらに意外にも新興国株を大幅増加している点です。
これは、AIが現在の市場動向を冷静に分析し、
といった多面的な判断を反映させた結果だと考えられます。
特にREITの大幅増配(+14.3pt)はインパクトが大きく、「今後のインカム戦略」としての期待値が込められているように見えます。
3-2. セクター調整でAIバブルを冷静に再配分
もうひとつ注目すべきは、「米国株」の中でのセクター入れ替えです。
実際の内訳は開示されていませんが、米国株全体の比率が大きく下がった背景には、AI関連銘柄の過熱や、半導体関連(エヌビディアなど)の一服感があると考えられます。
ここで「個人判断だと難しい」のが、まさにこうした“バブル兆候の中であえて削る”という判断。
人間は「上がっているものはまだ上がる」と思いがちですが、ROBOPROファンドのAIは冷静に分析して、今後のリターン期待値が相対的に下がると見れば比率を落とすという動きをとります。
これは投資初心者ほど真似しづらく、感情を排した“合理的投資”の好例です。
3-3. ROBOPROファンドの“濃淡ある最適化”とは?
ここまで見てきた通り、ROBOPROファンドのリバランスは単なる機械的な再配分ではなく、
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「リスク資産と安全資産のバランス」
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「期待リターンの相対評価」
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「市場のセンチメント(過熱感や恐怖感)」
といった多層的な視点で最適化されています。
ポイントは、「すべての資産をちょっとずつ持つ」のではなく、“今はこれを厚めに、これは控えめに”と濃淡をつけて運用すること。
これはいわば、“動くバランスファンド”。
定率型のように固定ではなく、動的に調整されるからこそ、市場変化に合わせた最適配分が叶うのです。
📌 投資の世界では「持ち続けること」が成功の鍵。でもその裏では、“誰かが定期的に地図を描き直してくれている”ことが心強さにつながる──それがこのファンドの魅力です。
4. ROBOPROファンドのメリット・デメリット:私が選ぶ理由
4-1. 自分で判断しなくていい安心感
私は、投資においてちょっと“欲張り”な性格なんだと思います(笑)。
株が上がっているときは、その恩恵をちゃんと受け取りたい。
でも、暴落が来たときには、できるだけ早く逃げたい──。
そんな都合のいい話はないと分かっていても、やっぱりそう思ってしまうんですよね。
オルカンやS&P500を積立するのも悪くないけど、「今買って高値づかみにならない?」「下がってるときに続ける勇気が持てない…」と、結局気持ちがついてこなくなる。
その迷いが、積立投資を“止めてしまう原因”にもなっていたんです。
そこで出会ったのが、ROBOPROファンド。
最大の魅力は、相場の動きに応じてAIが自動で資産配分を調整してくれる点でした。
もちろん、手数料は正直「安くはありません」。
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購入時手数料:最大3.3%
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信託報酬:年率1.562%
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その他、監査費用やETFの間接費用も含めれば、それ以上になることもあります
これを見て「高いな…」と思う人がいるのも当然ですし、実際にオルカンなどの低コストファンドの方が、純粋な費用対効果では勝る場面もあると思います。
でも私は、それでもこのファンドを選んでいます。
なぜなら、そのコストで“迷わない環境”を買っているから。
感情に振り回されて、買う・止める・焦る──そんなことを繰り返していた頃に比べて、いまは本当に穏やかです。
「今月のリバランスはどうだったかな?」と、毎月中身を見るのが楽しみにすらなっている自分がいます。
4-2. 他ファンドにはない“柔軟性”と“中身の見える運用”
普通のバランスファンドは、あらかじめ決められた比率で“ただ維持する”だけです。
ですが、ROBOPROファンドは“状況に応じて変える”という点で、まったく性質が違います。
たとえば今回(2025年6月)のリバランスでは、
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米国株を大幅に減らして、不動産や金を大きく増やす
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AIバブルの過熱感を冷静に見極めて、期待値の高い新興国株へ一部資金を移す
こうした濃淡のあるポートフォリオ調整を、定期的に実施してくれるんです。
そして何より気に入っているのは、“運用の中身が毎月ちゃんと公開されている”こと。
「今どんな資産にどれだけ配分しているのか」が可視化されているから、任せているけれど、任せっぱなしじゃない。
これって、安心感にもつながるんですよね。
✅ 私は、感情的になりやすい“自分”の代わりに、冷静な判断をしてくれる存在が欲しかった。
ROBOPROファンドは、まさにそんな存在として、いま私のNISA枠の中心にあります。
5. まとめ:迷うなら、“市場対応型バランス”を選ぶ
5-1. 新NISAの活用枠として相性◎な理由
2024年に制度刷新された新NISAでは、「成長投資枠」をどう使うかが、多くの投資家の悩みどころです。
オルカンやS&P500のような低コストインデックスファンドは魅力的ですが、「今、買っても大丈夫?」「分散できているのか不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな中で、ROBOPROファンドは“ほったらかし”で多資産分散ができる”選択肢のひとつとして、新NISAとの相性がとても良いと私は感じています。
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株だけでなく、債券・REIT・金まで自動で配分
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市場状況に応じてAIがリバランス(調整)してくれる
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運用内容が月次で可視化されるので、信頼して任せやすい
これらの特長は、「投資はしたいけど、細かく判断するのは苦手」という方にこそ向いています。
私自身、「手数料は高いけど、続けられる安心感」のほうが長期では大きな価値になると実感しています。
5-2. 今後も定点観測しながら“ほったらかし運用”を続けたい
私はこれからも、毎月のリバランスをチェックしながら、このファンドを通じて“市場の変化”を学ぶ感覚で運用を続けていこうと思っています。
実際、「金が増えた」「REITの比率が跳ねた」など、気づきがあるたびに、「なぜそうなったのか?」と考えるクセがついてきたのも、思わぬ副産物でした。
ただ買って終わりではなく、「仕組みに任せながら、自分も育っていく」。
そんな運用スタイルができるのは、ROBOPROファンドならではだと思います。
✅ 資産運用は、「正解」を探すより、「迷いすぎない選択」をすることが大事。
✅ ROBOPROファンドは、その“選択肢を絞る”手助けをしてくれる存在です。
