
「NVIDIAって、いまいくらか知ってる?」
ある日、投資仲間に聞かれて価格を見て驚きました。
1株170ドル超。もう簡単には手が出ない存在です。
たしかにFANG+を通じてNVIDIAやマイクロソフトに投資することはできます。
でも、それ以外の有望株にはどうアクセスすればいいのか…。
悩んでいたときに出会ったのが「SBI岡三 NASDAQ AIアクティブファンド」でした。
この商品は、AIが選んだ銘柄をプロが最終調整する“ハイブリッド型アクティブファンド”。
個人では買いづらい実力派の米国株を、リスクを抑えながら保有できる新しい投資の形です。
私はこのファンドを、FANG+の補完として、攻守の2本柱の一翼に据えています。
今回は実際の組入銘柄とともに、その魅力を深掘りしてみたいと思います。
■ FANG+じゃ届かない?“買えない株”にどう向き合うか
🟨 1-1. NVIDIA株はもう個人で手が出せない?
2024年に入ってから、NVIDIA(エヌビディア)の株価は急騰を続け、今や1株170ドルを超え、時価総額は世界一にまで到達しました。
「もっと早く買っておけばよかった……」と思っている人も多いのではないでしょうか?
でも、現実問題として今からNVIDIAを買い増すにはかなりの勇気が必要です。
日本人投資家にとっては為替の影響も大きく、さらに個別株は情報収集や管理の手間もかかります。
特に「NISAで米国株を始めたいけど、何を買えばいいのか分からない」と悩む人にとって、すでに高値圏にある個別銘柄に資金を投入するのは、心理的にも難しいのが正直なところです。
🟨 1-2. FANG+だけでは補えない米国市場の“今”
「だったらFANG+でいいんじゃないの?」
そう考える人も多いかもしれません。
確かにFANG+(ファングプラス)は、米国を代表する成長株に集中投資できる優れたETFです。
Apple、Amazon、Alphabet、Meta、Microsoft、NVIDIAといった有名企業が揃っていて、“攻め”の投資先としては申し分ありません。
ただし、その分リスクも集中します。
構成銘柄はたった10社で、いずれもテック・AI・SNS・eコマースといった特定セクターに偏っているのが実情です。
今の米国株市場には、FANG+では拾いきれない企業群が数多く存在します。
たとえば:
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インテュイット(会計ソフトのリーダー企業)
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コストコ(実店舗とEコマースの両軸で成長)
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ネットフリックス(AI活用が進むエンタメ企業)
こうした企業もAIやテックを軸に成長を続けており、次の時代の主役候補とも言える存在です。
ですが、FANG+には含まれていません。
だからこそ、「FANG+で攻めつつ、別のファンドで補完する」という2本柱戦略が、これからの米国株投資には有効だと考えています。
■ 組入銘柄の特徴は?FANG+とどう違うのか
▶ 組入上位10銘柄をチェック
2025年7月時点のポートフォリオを見ると、このファンドが選んだ上位銘柄には興味深い特徴があります。
たとえば上位には以下のような企業が並んでいます。
これらはいずれもFANG+のような「ハイグロース×テック銘柄」とは異なり、それぞれの業界で着実に業績を伸ばしている“実力派”企業です。
また、NVIDIAやマイクロソフトのような代表的なテック銘柄もきちんと組み入れられており、“急成長企業”と“安定成長企業”のバランスが意識されています。
つまり、ただ「AI関連だから選んだ」のではなく、AIが分析した“総合的なリターン期待値”をもとに、分散された選定がされているのがこのファンドの特徴です。
▶ セクター分散が生む“安心感”と“持ちやすさ”
もうひとつ注目すべきポイントは、セクター(業種)分散のバランスの良さです。
このファンドでは、情報技術セクターに加えて、
といった“ディフェンシブ銘柄”も組み入れられています。
これはFANG+のようにテック偏重のポートフォリオでは実現できない部分です。
一時的に相場が荒れても、生活インフラや必需品関連の企業が支えてくれるという安心感。
そして、「株価が高すぎて買えない…」というようなストレスも少ない価格帯の銘柄が多いこと。
こうした理由から、このファンドは「持ち続けることのストレスが少ない」投資信託として、FANG+との併用にも向いていると言えるでしょう。
■ AIで選ぶ、新しいアクティブ投資信託の仕組みとは?
▶ NASDAQ AIアクティブファンドの仕組み
SBI岡三 NASDAQ AIアクティブファンドは、“AIが銘柄を選び、プロが仕上げる”というユニークなアクティブ型ファンドです。
このファンドの運用は大きく2段階に分かれています。
1つ目は、AIによるリターン順位予測。
NASDAQ100に含まれるような米国株を中心に、AIが今後1か月のパフォーマンスを予測し、銘柄をランク付けします。
2つ目は、その予測に基づいた人間によるポートフォリオ構築。
AIが導き出した“期待値の高い銘柄”の中から、運用チームが最終的な組入銘柄とその比率を決めていく形です。
この仕組みによって、感情に左右されないデータドリブンの判断と、
人間ならではのリスク管理・バランス感覚の両方が活かされているのが特徴です。
▶ 銘柄選定はAI、比率調整は人。ハイブリッド型運用
「AI任せでうまくいくの?」と不安に感じる人もいるかもしれません。
でもこのファンドでは、AIが選定するのはあくまで“リターン期待順位”であって、どの銘柄をどれくらい保有するかは、最終的に人間が判断しています。
たとえば、AIが1位に評価した銘柄であっても、過去の値動きが荒すぎる場合や、相場環境に合わないと判断すれば、運用担当者が組入比率を調整してバランスを取ります。
この“人の手による微調整”があるからこそ、AIの暴走リスクや偏りすぎた運用を回避できるわけです。
つまり、
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AIの強み:客観的・高速な予測判断
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人間の強み:相場の空気感・リスク配慮・業種バランス
この2つを融合させた“ハイブリッド型の運用”が、NASDAQ AIアクティブファンドの真骨頂です。
「個別株の判断は難しいけれど、機械だけに任せるのは不安」
そんな投資家にこそ、このファンドはしっくりくる存在かもしれません。
■ 組入銘柄の特徴は?FANG+とどう違うのか
▶ 組入上位10銘柄をチェック
2025年7月時点のポートフォリオにおける組入上位銘柄は、一見すると「堅実だけど地味?」と感じるかもしれません。
でも、よく見ると“今の米国市場を象徴する企業群”が揃っています。
実際の上位銘柄の一部を挙げると:
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インテュイット(会計ソフト大手)
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コストコ(会員制スーパー)
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ネットフリックス(映像ストリーミング)
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アムジェン(バイオ医薬)
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ペプシコ(飲料・食品)
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シンタス(業務用ユニフォーム)
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アナログ・デバイセズ
これらの企業はFANG+のような超メジャーな成長株だけではなく、BtoB(企業向けサービス)やヘルスケアなどの分野で着実に収益を積み上げる“実力企業”たちです。
共通して言えるのは、業績が安定しており、かつ中長期的な成長期待があるということ。
そして何より、個人投資家が自力で選びづらいけれど、実は有望という点がポイントです。
このような銘柄にAIが光を当てて、機械的に組み入れてくれる。
それがこのファンドの強みとも言えるでしょう。
▶ セクター分散が生む“安心感”と“持ちやすさ”
もうひとつ、このファンドの特筆すべきポイントが「セクターの多様性」です。
FANG+が“情報技術セクター偏重”であるのに対して、NASDAQ AIアクティブファンドは、以下のように多くの業種に分散されています。
これにより、相場が荒れたときでも「特定セクターの暴落で全体が沈む」というリスクが抑えられ、保有中のメンタルも安定しやすくなります。
また、FANG+のように「知名度はあるがボラティリティ(値動き)が大きい銘柄群」ばかりではないので、持っていて安心感がある、いわば“長距離走向けのポートフォリオ”とも言えると思います。
投資信託で100円から購入できるので、価格帯も比較的手頃で、“買えない株ばかり”というストレスも少ないのが好印象です。
その意味で、FANG+とは真逆の「補完型ファンド」として機能してくれる存在です。
■ SBI岡三 NASDAQ AIアクティブファンドはこんな人におすすめ
▶ すでにFANG+を持っている人
FANG+は、言うまでもなく米国株の王道ともいえる成長株パッケージ。
ただし、テック企業への偏りやボラティリティの高さは、ポートフォリオ全体にリスクを集中させてしまう面もあります。
そこで活用したいのが、“FANG+の補完”としての位置づけです。
NASDAQ AIアクティブファンドは、FANG+に含まれない実力企業やディフェンシブ銘柄もバランスよく組み入れており、
一方向に傾きすぎない分散が可能になります。
いわば、
という2本柱で組み合わせることで、より“しなやかな米国株投資”が実現します。
▶ 個別株に不安を感じる人
「NVIDIAやマイクロソフトは魅力的だけど、どのタイミングで買えばいいかわからない」
「そもそも情報が追いきれない」「売買の判断が怖い」…
こうした悩みを抱えている人にとって、AIによる銘柄選定+プロの比率調整という仕組みは、まさに“ちょうどいい距離感の投資”になるはずです。
とくに、日々の相場や企業ニュースを追う時間がない会社員や主婦層などには、“手間いらずで銘柄選びの精度が高い”というメリットはかなり大きいのではないでしょうか。
▶ 米国株に長期で備えたい人
このファンドは、中長期的な成長が見込める“堅実成長株”を中心に構成されています。
そのため、短期で値上がり益を狙うよりも、「10年先の資産づくり」のような視点で活用するのがベストだと考えています。
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新NISAでの積立候補を探している
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高すぎて手が出ない個別株をまとめて保有したい
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米国経済の成長を広く取り込みたい
こうしたニーズにピタリとハマるのが、NASDAQ AIアクティブファンドです。
特にこれから投資を始める初心者や、再スタートを切りたい人にとって、「AIが支えてくれる米国株投資」という安心設計は、良いパートナーになってくれるはずです。
■ 私はこう使う。“攻め×守り”の2本柱戦略へ
▶ H3:FANG+:主力で攻める
資産を増やすスピードを本気で上げたいなら、やはりFANG+は外せません。
Apple、Amazon、NVIDIA、Microsoft、Meta ーー
いま世界を牽引している“超一流の成長企業”たちに一括で投資できる、まさに攻めの投資商品です。
実際、2023〜2024年の相場を振り返っても、FANG+銘柄が市場全体を引っ張ってきたのは間違いありません。
そしてそのリターンは、数年単位で資産を大きく伸ばす“加速力”を持っています。
ただし、それだけ値動きも激しく、たとえばNVIDIAなどは1ヶ月で20%以上上下することもあります。
だからFANG+は「万能な安定商品」ではなく、“加速ゾーン”を担う存在として割り切って付き合うのが正解です。
私自身も、FANG+は資産形成の主力=「エンジン」として活用しています。
多少の下落は覚悟しつつ、それでも「乗っていく価値がある」と思える商品です。
そしてこの“攻め”を活かすために、“守り”をどう設計するかがカギになります。
▶ AIアクティブ:対象外銘柄をバランス補完
その“守りの柱”が、SBI岡三 NASDAQ AIアクティブファンドです。
このファンドにはFANG+に入っていない銘柄——たとえばコストコ、インテュイット、アムジェン、ペプシコといった、堅実に成長する企業や、景気変動に強いディフェンシブ銘柄がしっかり含まれています。
つまり、FANG+と被らない構成だからこそ、「米国株全体をバランスよく取り込める」わけです。
私の戦略はシンプルで:
この2本柱を、積み立てとスポット投資で“育てていく”ようなイメージです。
特にAIアクティブファンドは、基準価額も1万円を回復し、まだ資産総額も小さいことから、“これから”のファンドとも言えます。
時間を味方につけて、自分のポートフォリオと一緒に育っていくような存在と捉えています。
■ まとめ:個別株に悩まない“新しい米国株の持ち方”
NVIDIAやAppleをはじめとする米国の成長株は、たしかに魅力的です。
でも、そのすべてを自分で選んで買うには、時間も知識もお金も、かなりのハードルがあります。
そうした“個別株投資の悩み”を、AIが少しずつ引き受けてくれるのが、SBI岡三 NASDAQ AIアクティブファンドです。
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AIによる銘柄選定
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人の手によるバランス調整
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セクター分散による安定感
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FANG+と被らない銘柄構成
このファンドは、「個別株の難しさ」と「指数の物足りなさ」のちょうど間」に位置する、新しい米国株投資の選択肢だと感じています。
販売チャネルがSBI証券とSBIネオトレード証券の2社に限られているため、まだ資産残高は大きくありませんが、逆に言えば“知る人ぞ知る”ポジションでもあります。
今後、他の証券会社にも販路が広がっていけば、その魅力に気づく人がじわじわと増えていくかもしれません。
私はそうした未来に期待しながら、今のうちから少しずつ育てていくつもりです。
