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RoboProは積立投資に不向き?時間分散との意外な関係

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1. 正直な疑問:「リバランス=時間分散が無効?」

RoboProの運用レポートを見ていて、「あれ?債券がゼロになってる…?」と驚いたことはありませんか。

私自身も、「リバランス=ちょっとずつ比率を変える」ものだと思っていたので、資産そのものを“ゼロにする”判断には少なからず動揺しました。

こうなると、ふとした不安がよぎります。

「毎月コツコツ積み立てても、その資産がゼロになったら意味がないのでは?」

積立投資といえば、ドルコスト平均法

高いときも安いときも買い続けることで、取得単価を平準化し、リスクを抑える投資法です。

ところが、RoboProではAIが市場環境を判断して、その資産を一時的に完全に外す=積立できない期間が発生することがあります。

この動きを見たときに、「それって短期売買と同じでは?」と感じてしまう人もいるでしょう。

特に、8資産均等型やバランスファンドのような“固定された配分”に慣れている人ほど、RoboProの動的な運用に戸惑いを覚えるのではないでしょうか。

2. FOLIO社代表の答え:時間分散は“今でも”効いている

この疑問に対して、FOLIO社の代表が公式セミナーで明確に回答しています。


www.youtube.com

「RoboProが毎月売買していることで、時間分散の効果がなくなるということはありません」
「積立を続けていれば、市場の下落局面でも“買い”のタイミングを逃さずに投資することができます」
(2025年公開ウェブセミナーより)

RoboProはたしかに毎月、資産の構成や比率を調整しています。

しかし、ユーザーが積立を続けている限り──たとえそのとき保有している資産が変わっていても──価格が下がったタイミングで“安く買う”という時間分散の効果は維持されているのです。

また、FOLIO社代表はこうも語っています。

「RoboProと8資産均等型の戦略を比較しても、どちらも市場の波にさらされており、完全に回避できるわけではありません」
「つまり、どんな運用スタイルでも下落は起きる。そこで積立によって分散することが、投資の基本です」

この比較はとても示唆的です。“分散しても下がる”という事実を認めたうえで、それでも分散を続ける価値がある──という本質的な説明でした。

そしてRoboProは、静的な分散戦略とは異なり、市場の状況に応じてリスクの高い資産を減らし、他の資産へと資金を配分し直す柔軟性を持っています。

つまり、

  • 市場の変化に合わせて守りながらも

  • 積立という“継続行動”によって、安く買って高く売るチャンスを活かす

という、「動的な分散戦略」だからこそできるアプローチなのです。

3. 時間分散とは「買うタイミングの幅」である

時間分散とは、「どの資産に投資するか」ではなく、いつ投資するかというタイミングをずらすことを意味します。

これは、一括投資で価格変動リスクにさらす期間を限定するのか、それとも複数のタイミングで資金を投入して平均化を図るのかという、投資スタンスの違いとも言えます。

RoboProは毎月リバランスを行い、資産配分を調整します。

しかし、ユーザーが定期積立を継続している限り、買付の“タイミング”そのものは分散されていくのです。

たとえば、市場が大きく下落したタイミングで一括投資をしていれば、その後の価格回復まで耐える必要があります。

ですが、積立投資であれば、相場の山も谷も一定の割合で拾いながら“平均的な買付価格”に近づけることができます。

さらにRoboProでは、AIが相場状況を判断し、回復の兆しがある資産にリバランスを通じて比重を移すことで、時間分散と回復効率の両立を図っているのが特徴です。

  • 買付の「タイミング」は機械的に一定

  • 資産の「中身」はAIが柔軟に調整

  • 結果として、“リスクは抑えながらチャンスは拾う”仕組みが機能している

このように、時間分散の効果は、積立という“行動”の中に今も確かに残っているのです。

4. 「動く」からこそ得られる“アルファ”の可能性

RoboProが毎月のように資産配分を調整するのを見て、「そんなに頻繁に売買して、大丈夫なの?」と感じたことはありませんか。

私自身、最初は「手数料がかかりそう」「落ち着かない」といった印象を抱いていました。

ですが、これは“無駄に動いている”のではなく、市場の変化に応じて能動的に対応しているというのが実際のところです。

FOLIO社の代表もこう説明しています。

「RoboProのような動的運用は、市場のノイズを排除しながら、リスク資産への投資比率を状況に応じて最適化していくことで、アルファ(超過リターン)を狙う仕組みになっています」

静的なポートフォリオ、たとえば8資産均等型のように“ずっと同じ構成”で保有し続ける戦略では、暴落の被害をそのまま受けやすく、回復にも時間がかかるという弱点があります。

一方でRoboProは、以下のような動きを取ることができます。

  • リスク資産が下がる兆候を捉え、比率を下げる(=守る)

  • 相場が持ち直してきた段階で再び組み入れを増やす(=攻める)

これにより、下落の影響を和らげつつ、回復の波にも乗れるチャンスが生まれやすくなるのです。

もちろん、すべての局面で完璧に動けるわけではありませんが、“止まったままの運用”よりも、AIの判断で柔軟にポートフォリオを切り替えることで、結果的に高いパフォーマンスを残している──それが、過去の実績が物語っていることです。

5. 「安心して積立を続けるため」の羅針盤として

積立投資は、続けることにこそ意味があるとよく言われます。

でも実際には──相場が下がったとき、「本当にこのまま積み立てていて大丈夫だろうか?」と不安になる瞬間が必ずやってきます。

特に、ニュースで「株価下落」「景気後退」などの言葉を目にしたとき、人はどうしても感情的になりがちです。

それによって積立をやめてしまったり、反対に高値で買ってしまったりと、“本来避けたかったはずの失敗”を自ら招いてしまうこともあります

そんなとき、RoboProのようなAI運用は、ひとつの“羅針盤”になります。

  • 相場を冷静に判断して、資産の配分を自動で調整してくれる

  • 積立そのものは感情に影響されず、機械的に継続できる

  • 不安なときでも「AIが判断してるから」と迷わずに済む

この「判断は任せて、行動は継続する」という役割分担が、人間がもっとも苦手とする“続ける力”を支えてくれるのです。

積立にAIリバランスを掛け合わせることで、人間の迷いや感情に左右されない、理想的な運用の形に近づくことができます。

結局のところ──

自分でやるより、賢く・ブレずに続けられる。

それが、RoboProという選択肢が支持されている理由のひとつなのかもしれません。

6. まとめ:積立投資とRoboPro運用は両立する

ここまで見てきたように、RoboProは毎月のように資産配分を調整しながらも、積立投資との相性はむしろ非常に良いと感じています。

時間分散の効果を活かしながら、相場に応じて“守り”と“攻め”を切り替える──
その柔軟な運用方針によって、静的な8資産均等型ファンドよりも高いパフォーマンスを上げてきた実績もあります

  • 資産配分はAIが判断して動くけれど、

  • 積立のタイミングは一定で、時間分散の効果を維持

  • 下落時も回復時も、“人間より冷静”に乗り越えてくれる

この組み合わせは、私たち人間にとっての最大の弱点=“感情”に左右されない運用の強さを補ってくれます。

もちろん、投資なのでリスクはゼロではありません。

でも、「やめたくなる局面」をうまく乗り越えられる設計であることが、長く続ける力を支えてくれます。

RoboProは、もう一人の自分が冷静に資産運用を続けてくれているような存在。

だからこそ、私はこれからも“任せながら積み立てる”という安心感を大切にしていきたいと思っています。