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日経平均4万円台の今、初心者が選ぶべきは“王道”と“保険”の二刀流投資

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1. 投資を始めたい初心者が狙われる相場とは?

1-1. 日経平均4万円台、過熱感と高値警戒が強まる局面

私が今いちばん気になっているのは、日経平均株価4万円を超えてきたという事実です。

数字だけ聞くと「すごい、バブル再来か?」と思うかもしれません。

でも実際の中身を見ていくと、安心して飛びつける状況ではないんですよね。

たとえば企業の利益水準(EPS)に対して株価がどれくらい高いかを示す指標にPER(株価収益率)があります。

いまの日経平均17倍〜18倍という水準にあります。

過去のデータを見ると、だいたい16倍を超えると「割高感が強い」とされ、そこから調整に入ることが多いんです。

つまり、すでに高値圏に近いラインにいるということです。

さらに信用取引の動向を見ても、買いポジションが膨らんでいて「信用倍率」が高まっています。

これは、株を現金で買うのではなく、借金のようにレバレッジを効かせて買っている人が増えているということ。

こうした動きが増えると、ちょっと下がっただけで一気に投げ売り(強制決済)が出やすくなるんです。

1-2. 個人投資家が信用買いに走る「危険なパターン」

8月最終週から今週に入って最近の投資部門別売買動向をチェックすると面白いことがわかります。

現在海外投資家は売り越し、日本の個人投資家は買い越しという構図になっています。

しかも個人投資家の多くは信用買い、つまり「借金して株を買っている」わけです。

これは典型的に危ないパターンです。

なぜなら、プロである海外投資家が利益確定して売っているときに、初心者を中心とした個人投資家が高値で株を買ってしまっているから。

歴史的に見ても、相場の天井付近でこうした逆の構図がよく出てきます。

私が怖いと思うのは、この「海外売り vs 個人買い」の構図が出ると、その後に待っているのはだいたい調整局面だということです。

つまり、高値を掴まされてしまうリスクが非常に高いんですね。

1-3. 下落局面で真っ先に狩られるのは初心者

そして実際に下落が始まったとき、真っ先に市場から狩られるのは初心者の投資家です。

理由はシンプルで、信用買いでレバレッジを効かせているから。

株価が少し下がるだけで含み損が一気に膨らみ、証券会社から「追証(追加の証拠金を入れてください)」がかかります。

お金を追加で入れられない人は、強制的に決済されてしまい、大きな損失を確定させて退場するしかなくなります。

一方で、資金力がある機関投資家やプロは、そうした「投げ売りのタイミング」を狙って買いに入ります。

結果的に、初心者が安く売らされたところをプロが拾い、相場がまた反発する…という皮肉なサイクルが繰り返されてきました。

だからこそ、今のような高値圏で盛り上がっている相場は、初心者が一番危ないタイミングなんです。

2. 王道「オールカントリー」の魅力と落とし穴

2-1. 世界中に分散投資できる王道ファンド

投資を始める時に「何を買えばいいの?」って必ず迷うと思うんです。

私も最初そうでした。

だって投資信託だけでも2,000本以上ありますからね。

その中で「とりあえず安心そうだな」と思えるのが、やっぱりオールカントリー(通称オルカンなんです。

なぜなら、このファンド1本で世界中の株式に分散投資できるから。

アメリカ、日本、ヨーロッパ、新興国まで、経済の成長をまるごと取り込める。

これって初心者にとって大きな安心感につながると思うんですよ。

「何を買うべきか分からない」→「とりあえず全部まとめて持っておけば安心」

そんなシンプルな発想で選べるのが、オルカンの最大の魅力なんです。

2-2. ただし下落時のドローダウンは避けられない

でも、ここで大事なのは「分散投資しているから下がらない」というわけじゃないということです。

実際のデータを見ても、オルカンリーマンショックやコロナショックのときには最大で30〜40%近い下落を経験しています。

たとえば、直近だと2022年の金利上昇局面。

オルカンも例外なく下がって、積立していた人の評価額も大きく落ち込みました。

世界中に投資しているとはいえ、結局は株式100%ファンド。

株式市場全体が下がれば、一緒に下がるのは避けられないんです。

この「ドローダウン(最大下落幅)」が大きいと、初心者は特にメンタルが持ちません。

「え?こんなに減っちゃうの?」ってビックリして、焦って売ってしまう人も多いんです。

2-3. 妄信的に飛びつくと続けられなくなるリスク

だからこそ、オルカンを妄信的に「これさえ買えば大丈夫!」と飛びついてしまうと危険です。

たしかに長期的には右肩上がりを描く可能性が高い商品です。

でも、短期的にはドカンと下がることもある。

積立を続けられなくなる最大の理由は「下落に耐えられない」ことです。

SNSや周りの雰囲気に流されて「みんなやってるから自分も!」と始めたはいいけど、いざ下がったときに「やっぱりやめよう」と手放してしまう…。

これが一番もったいないパターンです。

だから私は「王道=安心」ではなく「王道=あくまで入り口」と考えています。

オルカンは投資のスタートラインとしては最高だけど、それを過信すると逆に挫折の原因になる。

これが私の率直な考えです。

3. 下落相場でも強みを発揮する「ROBOPROファンド」

3-1. 投資初期に直面するドローダウンのリスク

投資の王道はやはり「オールカントリー」などのインデックスファンドです。

世界中に分散でき、長期的には右肩上がりを期待できます。

ただし、忘れてはいけないのは「暴落は必ず来る」という事実です。

実際にオルカンの代表的な投資信託である「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、設定来で最大▲33.8%の下落(ドローダウン)を経験しています。

もし投資を始めてすぐに100万円が70万円に減ったらどうでしょう?

「長期投資だから大丈夫」と理屈では分かっていても、初心者にとっては精神的に耐えられない人が多いはずです。

投資の最大リスクは「元本割れ」ではなく、「続けられなくなること」。

投資を途中でやめてしまうことこそが、最も避けたい落とし穴なんです。

3-2. そのダメージを和らげる「ROBOPROファンド」

そこで一つの答えになると私が考えているのが、「ROBOPROファンド」です。

特徴は、AIが株式・債券・不動産・金など複数資産を毎月リバランスしてくれること。

しかも人間の裁量は入らず、冷静にデータに基づいた判断だけで動く仕組みになっています。

過去の急落局面では、オルカンやS&P500が20%近く下落したのに対し、ROBOPROは約半分(▲12〜13%)の下落に抑制

例えば、ROBOPROファンドのベースとなるロジックを搭載して運用されているROBOPROの検証で、S&P500が▲34%下落した局面でも、ROBOPROを50%組み合わせることで下落は▲25%程度に抑えられたというシミュレーション結果があります。

つまり、単独では避けられない暴落のダメージを「ショックアブソーバー」として和らげる役割を果たすのです。

また下げ幅が小さい分、回復も早く、投資家が継続しやすい環境を作ってくれました。

初心者にとって大事なのは「続けられること」。

3-3. 下落耐性+リターン効率のバランス

もちろん、ROBOPROには欠点もあります。

インデックス型のオルカンと比べると、信託報酬(手数料)は高めです。

しかし、そのコストを「安心して続けるための保険料」と捉えれば十分に合理的です。

実際、ROBOPROはリスクを抑えながらも高いリターンを確保してきました。

オールカントリーの「王道リターン」と、ROBOPROの「下落耐性」を組み合わせることで、初心者でも長期的に投資を続けやすい環境が整うのです。

4. 「王道」と「保険」を組み合わせた最適戦略

4-1. 50:50はバランス重視のスタートライン

まず考えやすいのは、オールカントリー50%+ROBOPROファンド50%という配分です。

オルカンで世界の成長をしっかり取り込みつつ、ROBOPROファンドのAIリバランスが下落相場での“ショックアブソーバー”として働くので、バランス感覚に優れています。

ROBOPROは本来ETFを組み合わせて運用する仕組み(FOLIO社)、一方でROBOPROファンドは投資信託としてSBI岡三アセットマネジメントが運用しており、新NISAに対応しています。

両者は別商品ですがロジックが共通しているため、運用結果やシミュレーションは近似値になると考えられます。

4-2. リスクを抑えたいなら「オルカン4:ROBOPROファンド6」

投資初期に元本割れに直面するとトラウマになりやすく、途中で撤退してしまうリスクがあります。

特に初心者の場合、「続けられる」こと自体が勝ち筋です。

その意味で、下落耐性を高めたい人はROBOPROファンドを60%程度まで高めるのも選択肢です。

リターンはやや控えめになりますが、リスクをさらに抑えるので安心して継続できる比率といえるでしょう。

4-3. 運用の工夫は“リバランス”で取り入れる

少し慣れてきたら、毎月のマンスリーレポートを見ながら「ROBOPROファンドの株式比率が高いときはオルカンを増やす」など、柔軟に積立設定を変えるのも面白い方法です。

ただし、レポート更新のタイミングと積立日のタイミングはズレやすいため、現実的には最初に決めた比率で運用し、年1回程度リバランスするのがシンプルで続けやすいと思います。

4-4. リターン狙いではなく「マイルドな成長+下落リスク軽減」を重視

オルカンのリターンよりもさらに高いリターンを狙いたいという人もいるかもしれません。

その場合、S&P500やFANG+のような商品はリターン重視の人に向いていますが、ここでの主眼は「初心者や、あまり投資に前のめりでない人」にとって無理なく続けられる運用です。

そのため、あえてリターンを最大化する戦略は外して、オルカンとROBOPROファンドを組み合わせて“ほどよい成長と安心感”を両立する、これこそが現実的で長続きする配分だと考えます。

5. まとめ:安心して続けるための投資戦略

5-1. 相場に振り回されない投資習慣をつくる

投資を始めたばかりの頃は、株価の上下に一喜一憂しがちです。

けれども、長期的に資産を増やすために大切なのは「相場に振り回されない投資習慣」です。

オルカンとROBOPROファンドを組み合わせることで、下落時も過度に不安にならずに済みます。

5-2. 初心者こそ「守り」を意識する

高値圏で個別株に飛びついて信用買いをすると、相場が反転した時に真っ先に狩られてしまうのは初心者です。

だからこそ、最初から守りを意識したポートフォリオ設計が大事です。

ROBOPROファンドはその「守り」を強化してくれる存在です。

5-3. 続けられる投資が未来を変える

結局のところ、投資で成果を出すのは「続けられた人」です。

大きなリターンを狙うより、退場しないことの方がはるかに大切。

オルカンで王道の成長を取り込みつつ、ROBOPROファンドでショックアブソーバーを組み込む。

この仕組みが「安心して続けられる投資戦略」になります。