こんにちは!
今回は、長期的にお金を増やしたいけど、リスクはなるべく抑えたいと考えている方におすすめの投資法を紹介します。
実際に毎月少しずつ投資することで、安定した収入を得ながら将来の資産をコツコツ積み上げることができる「高配当株積立投資」についてお話しします。
この記事では、日本を代表する5つの高配当株を紹介し、その魅力や積立投資のポイントについて分かりやすく解説します。
高配当株は、リスクを抑えながらお金を増やす手段として多くの人に選ばれていますが、その理由や具体的な投資の進め方を詳しく知ることで、より効果的に投資を行うことが可能です。
それでは、高配当株の基礎から積立投資の魅力、そしておすすめの銘柄について、一緒に見ていきましょう。
高配当株ってなに?どんなメリットがあるの?
まず「高配当株」とは、株を持っている人に対して毎年の利益の一部を配当として分け与える株のことです。
特に高配当株は、他の株に比べて配当が多くもらえるので、長期的に持ち続けることで毎年安定した収入を得ることができるのが特徴です。
高配当株を積立てることのメリットは、配当金を再投資して複利効果を得られることです。
例えば、毎年もらった配当金をそのまま使うのではなく、さらに株を買い増しすることで、雪だるま式に資産が増えていきます。
この「複利」の力は、時間をかけることで大きな資産形成につながる重要な要素です。
また、高配当株は一般的に大企業が多く、安定した経営基盤を持っているため、比較的リスクが低いとされています。
特に、配当金を出すためには企業の利益が必要であるため、財務的に健全であることが多く、安心して投資を続けやすいのもメリットです。
今回紹介する5つの高配当株
ここからは、今回おすすめする5つの高配当株について紹介します。
どの企業も、日本を代表する大手企業で、安定した成長と高配当が魅力です。
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三菱HCキャピタル 配当利回りが約3.92%と高く、長年連続して増配を続けているのが特徴です。リース業を中心に、安定した収益を生み出しているため、長期投資に適しています。さらに、リース業の強みを生かして、多くの企業と安定した取引を行い、幅広い分野での収益源を確保しています。
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三菱UFJフィナンシャルグループ 日本を代表するメガバンクで、配当利回りは約3.29%です。銀行業だけでなく、証券やリースなど多くの金融サービスを展開しており、利益が安定しているのが強みです。国内外に広がるネットワークを活かして、多様な収益源を確保しているため、金融市場の変動にも柔軟に対応できる力を持っています。
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三菱商事 配当利回りは約3.77%で、資源分野と非資源分野の両方に強みを持っています。特に多角的な事業ポートフォリオによるリスク分散が魅力です。資源の取引だけでなく、食料やインフラといった日常生活に欠かせない分野にも投資しており、幅広いビジネスで安定した収益を上げています。
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NTT 通信インフラを支える日本最大の通信企業で、配当利回りは約3.36%です。AI市場の成長に注力しており、技術的にも強みを持つ企業です。また、データセンター事業など将来的に需要が見込まれる分野に対して積極的に投資を行っており、成長性が期待されています。
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三井住友フィナンシャルグループ 配当利回りは約3.30%で、金融業界全体をカバーする幅広いサービスが特徴です。強固な財務基盤と安定的な成長が期待できます。また、国内だけでなく海外市場への展開にも力を入れており、グローバルな視点での成長も期待されています。
積立投資のポイント
高配当株に積立投資する場合、毎月決まった金額をコツコツと投資するのがポイントです。
これにより、株価が安いときには多くの株を買い、高いときには少しの株を買うという「ドルコスト平均法」を利用することができます。
この方法により、一度に大きな金額を投資するよりも、リスクを分散しやすくなります。
ドルコスト平均法のメリットは、株価が変動する中で平均購入価格を安定させることができる点です。
株価が高いときには購入する株数を減らし、株価が低いときにはより多くの株を購入することで、長期的に見て投資リスクを軽減する効果があります。
また、高配当株は長期的に持つことでメリットが最大化されます。
短期的な株価の上下に惑わされず、配当金をしっかり受け取って再投資を続けましょう。
積立投資の魅力は、時間を味方に付けて資産を増やすことです。日々の小さな投資が、将来的に大きな資産となる可能性があります。
株式投資で積立サービスを活用しよう
高配当株への積立投資を始める際に、株式投資の積立サービスを利用することで、より手軽に投資を始めることができます。
例えば、楽天証券やSBI証券の積立サービスを活用すれば、1株単位または1,000円からでも積立てることができるため、単元株数まで貯蓄しなくても投資を始められます。
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楽天証券・かぶツミ®(国内株式積立): かぶツミ®(国内株式積立)では、少額から日本株の積立投資が可能です。これにより、毎月無理のない金額で投資を始めることができ、資産形成をコツコツと行うことができます。
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SBI証券・日株積立(国内株式積立): 日株積立(国内株式積立)もまた、少額から始められる便利なサービスです。積立設定をすることで、自動的に毎月決まった金額で株式を購入できるため、手間をかけずに投資を続けることができます。
これらの積立サービスを利用することで、高配当株をより手軽に積立てることができ、毎月の少額投資が積み重なって将来の大きな資産形成につながります。
また、定額で積立てることにより、株価が安いときに多く買い、高いときには少なく買うというドルコスト平均法の効果を得ることができます。
これにより、リスクを分散しながら資産を増やすことが可能です。
配当金の魅力と再投資の効果
配当金は、企業が利益を上げた結果として株主に分けられるお金です。
これをもらうことで、銀行の利息よりもはるかに高いリターンを得ることができます。
例えば、年に3%の配当金を得ると、100万円投資していれば年間3万円の収入が得られる計算になります。
この3万円を再投資することで、翌年にはさらに大きな配当が得られる可能性が高まります。
さらに、この配当金を使わずに再投資することで、複利の効果が働きます。
複利とは、得た利益に対してさらに利益を生む仕組みのことです。
このように、時間をかけて資産を増やしていくことが可能です。
例えば、配当金をそのまま株式に再投資し続けると、毎年の配当金が増え、それによって買い増しできる株数も増えるため、さらに多くの配当金を得ることができます。
複利効果を活かすためには、時間が非常に重要です。
若いうちから投資を始めることで、より長い期間を使って資産を増やしていくことができます。
また、短期的な利益を追い求めるのではなく、じっくりと時間をかけて資産を積み上げていく姿勢が重要です。
高配当株はリスクもある?
もちろん、高配当株にもリスクがあります。
たとえば、企業の業績が悪化すると配当金が減ったり、最悪の場合なくなってしまうこともあります。
そのため、5つの銘柄に分散して投資することで、リスクを減らすことが大切です。
分散投資を行うことで、一つの企業の業績悪化がポートフォリオ全体に与える影響を最小限に抑えることができます。
また、株価が下がると保有資産の価値も下がります。
しかし、配当金をもらい続けることで、株価が下がっても一定の収入を得ることができます。
例えば、株価が下がったとしても、保有している株数が増えれば配当金の総額は変わらない、または増えることがあります。
つまり、高配当株は長期的に持つことでその真価を発揮します。
長期的な視点を持つことが重要です。
株価の一時的な下落に惑わされず、配当金の再投資を続けることで、最終的には大きなリターンを得ることができます。
また、高配当株は一般的に成熟した企業が多いため、大きな成長は期待できないかもしれませんが、安定した収入源として非常に魅力的です。
まとめ
高配当株に積立投資をすることで、安定した収入を得ながら資産を増やすことができます。
今回紹介した三菱HCキャピタル、三菱UFJフィナンシャルグループ、三菱商事、NTT、三井住友フィナンシャルグループは、どれも日本を代表する安定した企業です。
リスクを分散しつつ、毎月コツコツと積立てて、将来の資産形成を目指してみましょう。
配当金を活用して資産を増やすのは、まるで毎年お小遣いをもらいながら貯金するようなものです。
さらに、配当金を再投資することで、複利の力を利用して資産を増やしていくことができます。
長期的な視点を持ち、コツコツと投資を続けることで、将来的に大きな成果を得ることができます。
ぜひ高配当銘柄を投資するのであれば、この機会に高配当株の積立投資を始めてみるのもよいかと思います。
毎月少しずつ積み上げることで、あなたの将来の資産形成をサポートする力強い味方になってくれるはずです。
始めるのに遅すぎることはありません。
今日から一歩踏み出して、未来のために賢く投資をしてみましょう!